お久しぶりの投稿です。
文章書くのが苦手なうえに、書かない習慣が定着するととことん書かなくなってしまいます。
書かない間にネタとなるニュースがありましたので、少しずつご紹介したいと思います。
もう旬を過ぎつつありますが、7月3日に路線価が公表されました。
今年も日本一高い路線価は、東京・銀座「鳩居堂前」で32年間連続です。
早速、路線図を見てみましたが、1㎡当たり40,320,000円と驚愕的な金額です。
路線価は一般に公示価額の80%程度と言われているので、1㎡だけで約5000万円もの価値があるわけですね。
鳩居堂前の1㎡だけでマンションが買えてしまいます。
この金額は遂にバブル期の3650万円を超えたそうで、年々高くなっています。
東京オリンピックを控え、東京都内の開発が活発に行われていることが主要因と考えられます。
しかし、路線価は全国的に上がっているかというと、そういうわけではありません。
各地方の主要都市を抱える13都道府県だけ上昇し、2件が横ばい、残りの32件は下落してとなりました。
都市に集中し、地方が衰退していく日本の問題を如実に表しています。
私が活動する東京は3.2%の上昇で、ただでさえ高い路線価がさらに高くなっています。
そもそも路線価は何に使うのかというと、国税庁が発表していることからもわかる通り、税金をかける指標として使われます。
具体的に言うと、相続税、贈与税で土地の評価をする際に使われます。
路線価がわかればご自身が持ってる土地の地積と掛け合わせれば、大体の土地の評価額がわかるわけです。
保有している土地の評価額がどのくらいになるか、これをきっかけに計算してみてはいかがでしょうか。
なお、相続税の増税が行われた平成27年度の相続税の課税率は、全国で8%でしたが、23区で課税されたのは16.7%と全国の倍になります。
この数字は、東京国税局の税務署別の課税情報を集計した結果です。
やはり地価の高い都内は相続税の課税割合も高いですね。
銀座を含む中央区での課税割合は、23.3%でした。
約4人に1人が課税された計算になりますね。
この集計結果は、次回以降にご紹介したいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
事業承継・相続税の申告は東京都文京区の今村章太郎公認会計士・税理士事務所までご相談ください!
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